【子育て編】
教育・心理カウンセラーで自己啓発作家の花賀作象です。前回【子育て編】第19回の内容は「子どもの目標は親ではなく子どもに立てさせよう!」で、親が子どもの目標を立てることの弊害と具体的にどのようにすれば子ども自身が目標を立てられるようになるかについて述べていきました。
今回は「子どもに効果的な褒め方をしよう!」になります。あなたは自分の子どもに対し、どのくらい褒めていますか?褒め方にもいい褒め方と悪い褒め方があって、いい褒め方をした場合には子どもはいい方向に伸びていきますが、悪い褒め方をすると親に不信感を持って状況の悪化にも繋がります。ここからは子どもにどういう褒め方をすれば効果的な褒め方になっていくかについて述べていきますよ!!
目次
子どもへの叱る割合が高い
あなたは自分の子どもをきちんと褒めていますか?叱ってばかりいるところはありませんか?特に小学校高学年から中学生くらいの時期になると、子どもにも自分の強い意思が芽生え始めてくるので、だんだん親の言うことを聞かなくなってきます。そうなると必然的に叱る割合が高くなってきます。子どもへの叱る割合が高くなるということは、それだけ子どもを信用していないことになります。すると褒めることがほとんどなくなり、たまに褒めたとしてもそれを聞いた子どもが喜ぶことはなくなってくるのです。
何を褒めていいのか分からない親が増加
このように普段から子どもに叱る割合が高くなってくると、「子どもをどう改善させていくか?」ばかりが頭の中でいっぱいになるので、「どう褒めていこうか?」などとは全く考えなくなってきます。すると、子どものできていない点、悪い点ばかりが目につくようになり、ますます子どもの良い点を考えなくなってきます。そうなると、どこかのタイミングでいざ子どもを褒めようと思っても子どもの欠点しか目がいっていませんから、「何を褒めていいのか分からない」状態に陥ってしまうのです。いかがですか?あなた自身はこのような状態に陥っていませんか?
学校や学習塾の懇談に積極的に参加する
もしあなたが自分の子どもに対し「どう褒めていいか分からない」状態に陥っているなら、子どもの良い点をいかに把握できるかが大事なことになってきます。そのために学校や通っている学習塾の懇談があったときは積極的に参加することをお勧めいたします。学校の担任の先生は子どもの学校での様子を見ていますから、学校内での生活面においても学習面においても子どもの長所や短所を大なり小なり把握してくれています。学習塾の先生は学習塾内での子どもの様子や学習の理解度を把握してくれています。こういった学校や学習塾の懇談会に参加するということは、まさに子どもの長所を知る絶好のチャンスにもなるのです。
子どもの学校行事にもっと興味を持つ
親が仕事で忙しいと子どもの学校行事にあまり興味を持たなくなってきますが、これでは子どもは「自分に関心を持ってくれていない」と親に対して思うので、ますます親の言うことを聞かなくなってきます。
仕事で大変なのは分かりますが、子どもの小学校時代、中学校時代、高校時代を見ることができるのは本当に「今」だけです。年月なんてあっという間に経ちます。子どもが巣立って家からいなくなる日はすぐに訪れますよ。あなたはそれでもいいですか?今の状態のまま子どもが去って行ってもいいのですか?
子どもは自分が通っている学校行事に親が関心を持ってくれたらやっぱり嬉しく思うものです。ですから子どもが通う学校行事に強い関心を持ち、そこで子どもがどんなことをしているのかを聞くようになるだけでも子どもの態度は変わってきますよ。
具体的に褒める
さて、あなたが子どもの長所を把握し、子どもの学校行事等に関心を持つようになれば、それだけでも子どもはあなたに対して「最近変わってきたな」という印象を持つようになってくれます。このタイミングで褒め言葉をいうのは効果てきめんです。というのは、子どもが親に反発している時に褒めてもその効果はほぼ全くありませんが、子どもが自分に関心を持ってくれていると思い始めたときというのは親に対していい印象を持ち始めているからです。
問題はその褒め方です。ここでテストの点数が上がったときに「やったあ、すごいね!」などというどんなことにも当てはまる抽象的な褒め方をしてはいけません。最初の頃はまだ通じても、これが繰り返されると「本当にそう思っているのかな?」と子どもが疑念を持ち始めるからです。
ここで学校や学習塾の懇談会に参加しているとその効果を発揮します。たとえば「やったね。担任の先生から最近計算練習をすごく頑張っていることは聞いていたけど、計算で満点がとれたのはまさにその成果だね!」という具合です。ここまで具体的に言うと、子どもも「自分のことをメチャクチャよく分かってくれている」と思いますよね。
このような具体的な褒め方をすると、子どもも自分のどういう点が良いのかを把握してくれているという嬉しい気持ちになりますから、ぜひ子どもを褒める時はこのように具体的に褒めるようにしてください。
良い点を見つけたらその瞬間に褒める
褒めるタイミングというのはすごく大事です。人は誰でも何かいいことをしてその瞬間に褒められたりお礼を言われると嬉しくなってきますよね。だから子どものがしたいいことはどんな些細なことであってもその瞬間に褒めたりお礼を言うことが功を奏します。たとえば、子どもがリビングに落ちていたゴミを何も言わずに捨てる場面を見かけたら、すかさず「ゴミを拾ってくれてありがとう!」と言うのです。
また、子どもが何も言わずに勉強している様子を見かけたら、ここで褒めてあげると良いのですが、褒め方には気をつけなければなりません。たとえば「頑張っているね」だと、前述の「やったね!」と同じ抽象的な言葉になるので効果はありません。
ではどのようにすればいいのでしょうか?それは近くまで寄ってもしノートに問題を解いていたらそのノートを見てみるのです。それを見て少しでも感じたことを言ってあげるのです。「前と比べて字が丁寧になっているね」という感じです。
ただこれだと、「今回初めてノートを見るので前がどんなものだったのかが分からない」という場合もあるかと思います。そんなときは極端な話、1字だけ取り上げて褒めるのも1つの手です。「『ま』の字がうまいね」という具合です。
このように自分のしていることを具体的にかつその瞬間に言われると、子どもはやっぱり嬉しくなるものです。嬉しくなると他のことでも褒められようと頑張るものです。ですからあなたは子どもの良いところを自分から積極的に見つけに行くようにし、見つけたらその瞬間に褒めることを常に心がけるようにしてください。
以上になります。今回は子どもをいい方向に伸ばしていくために子どもにどういう褒め方をすれば効果的な褒め方になっていくかについて述べていきました。
子どもに効果的な褒め方ができるようになるためには、親自身が子どもの長所を把握していなければなりませんから、学校や学習塾の懇談会に参加したり、子どもの学校行事にもっと関心を持って、子どもに関する情報収集をまずは行う必要があります。
それができればどういう点が良かったのかを具体的に褒めたり、良い点を見つけたらその瞬間に褒めたりお礼を言うようにするとよいです。それにより、子どもは具体的に褒められたことを「自分のことをよく分かってくれている」と捉えるようになり、ますます褒められたいと思うようになります。そうなったら占めたもので、子どもは自ら褒められた方向に向かって自分から行動を起こすようになります。
今回述べた内容を実践することで、あなたの子どもは必ず良い方向に伸ばすことができるようになってきます。しっかり実践してあなたも効果的な褒め方ができる人になってください。ではまた次回お会いしましょう!
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