C1. 子どもの意欲を引き出そう!

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花賀 咲象

花賀 咲象

 学習塾指導歴は学生アルバイトの時も含めて通算31年で、現在では教室管理とカウンセリング業務を主に行っております。家では心理カウンセラーとnoteや本の執筆活動を行っているところです。
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【子育て編】

 教育・心理カウンセラーで自己啓発作家の花賀作象です。このブログも2024年11月から2025年12月までは、ブログでは目標達成に関するもの及び仕事上でやりがいを持つための内容について述べてきました。おかげさまで大変ご好評をいただき、今年ブログ内容を書籍化することにもなりました。

 この2026年においては、これまでの目標達成に関するもの及び仕事上でやりがいと持つための内容を継続しながら新しく子育てとりわけ子ども自身のやる気の引き出し方についての内容も導入していきます。前者を【目標達成・ビジネス編】とし、後者を【子育て編】として、毎週月曜日に交互に出すようにしていきます。

 前週が【目標達成・ビジネス編】でしたから、今週は【子育て編】になります。記念すべき第1回の内容は「子どもの意欲を引き出そう!」になります。未就学児、小学生、中学生、高校生の子どもを持たれている方は、子育てでかなりの苦労をされているかと思います。特に勉強に対するやる気に悩まされることは非常に多いですよね。これは成績が良くない子だけの問題というものではなく、成績のいい子はいい子なりの問題が存在します。ここからは子ども自身の意欲はどうやったら引き出すことができ、それをどうすればその意欲が長続きできるかについて述べていきますよ!!

子どものやる気は誰のため?

 「子どもがやる気になってくれない」…この悩みを抱えている非常に親は多いですよね。やる気というのは勉強に対するやる気になってきますが、そもそもこのやる気というのは誰のためのやる気なのか考えたことがありますか?

 多くの親は「自分の子どもがいい学校に入学するために子どもをやる気にさせる」という思いを抱いています。ではこの「子どもがいい学校に入学する」というのは誰のためなのでしょうか?これも多くの親は「子どもの将来のため」なのだから「子どものため」だと主張します。ここで考えていただきたいのが「いい学校に入学する」のは誰の意思なのかということです。

 そうです。ここで初めてそれが「親の意思」だということに気がつくのです。そこに子どもの意思はないのです。こう申し上げると「確かにそうですが、子どもは自分でどういう進路に進んでいいかが分からなくて自分の意思が持てないわけだから、親の意思で決めても何ら問題がないのでは?」と反論される方がいるかと思います。これに対し私は次のようにします。「ではあなたは自分がよく分かっていないことに関して、他人の意思で『これをしなさい』と言われた時に素直に言うことが聞けますか?」と。ここまで考えると、まさに子どもに全く同じことをしていることがここで分かりますよね。

 子どもが自分の進路に関してよく分かっていないのは当然のことで、そうなのであれば分かるようにしてあげる必要があります。すなわち分かるような材料を子どもに提供してあげるということです。そのようにして子どもに材料を与えて分かるようになってくると、そのときに初めて子どもに自分の意思が芽生えてくるのです。

材料の与え方

 子どもへの材料の与え方ですが、これは親の希望が中心になってはいけません。例えば子どもを東大に行かせたいと考え、そのために東大合格者数の多い学校の資料ばかりを子どもに提供するのがそれに当たります。こういった親の希望が中心の資料を子どもに与えていると、子どもは次第に見なくなってきます。というのは自分の意思ではないからです。たとえ資料を見て、東大合格者数の多い学校へ進学させるために進学塾に行かせていたとしても、それは親の希望のために無理やり勉強させている状態になりますからいい方向には進めません。

 では、どういう資料を与えれば子ども自身が意欲を持って勉強に取り組むようになるのでしょうか?それは子どもが将来なりたいもの、もしくは非常に興味を持っているものに目を向け、それを勉強するためにはどこの学校に行けばいいかを子どもと一緒に探し、それに関する資料を与えればいいのです。

 これをすると、勉強への取り組み方が今までと180度変わってきます。親の希望で決められた学校に合格するためだとなかなか意欲が湧いてきませんが、自分がやりたい勉強ができる学校であれば話は全く別になります。間違いなく自分からどんどん勉強していくことになります。

目標をノートに書く

 さあ、子どもの勉強への意欲が出てきたら今度はそれを目標として紙に書いていきます。ただペラ紙にかいて貼りだすのもいいですが、私は目標用のノートを1冊作ってそこに書くことを推奨しています。というのは、ノートだと持ち運びが可能になりますから、どこにに行っても自分の目標を見直すことができるからです。

 私のこれまでのブログでも目標をノートに書き、それを朝と晩の毎日2回声に出して読むことを推奨していますが、お子さんにもこれをやっていただくことを強くお勧めします。これによって目標が毎日潜在意識に送られるようになっていきますから、これがどんどん自分の中で育っていって常に目標に向かう姿勢が強くなります。さらには目標達成のために必要な行動を自分から起こしていくようにもなってきます。それに加えて目標に対する強い意識が保たれるようになり、少々の失敗や障害が起こったとしても簡単に諦めなくなってきます。

 このように目標も「ただ思うだけ」よりも「ノートに書き出す」ほうが遥かに効果的になりますから、子どもにノートに目標を書き出し、それを毎日朝晩の2回声に出して心を込めて読む上げることを勧めてあげてください。

子どもの可能性を心から信じる

 親は結構自分の子どもの悪い点ばかりに目がいきがちです。しかし、そこばかりを指摘したり注意したり叱ってばかりでは子どもの意欲はいつまでたっても起こりません。大事なのは「この子ならきっとできる」「この子なら必ずできる!」と子どもの可能性を心から信じることです。これができれば親の子どもに対する態度も変わってきますから、子どもも親のそういう変化には気づきます。そうすると子どもは今まで反抗的な態度を取ってきていたとしても素直な態度に変わってくるのです。

 そういう状態になれば、前述したように子どもと一緒に子どもがやりたい勉強ができる学校を探していくと、絶大なる効果を発揮することになります。ですからぜひ子どもの可能性を心から信じるようにしてください。

 以上になります。今回は子どもの意欲それもとりわけ勉強に対する意欲を引き出すためにはどのようにすればいいかについて述べていきました。

 意欲というのは「自分の意思」で起こるものであり、親の意思では起こりません。ですから親の希望で子どもの勉強に対する意欲を引き出そうとしてもそれは不可能なのであり、子ども自身の意思をいかに引き出すかを第一に考える必要があります。そのためにも子どもが将来なりたいもの、興味のあることを最重要視し、それを叶えるためにやるべき勉強をどこの学校に行けばできるのかという観点でめざす学校も決めていくのです。そうなると集めた資料も子ども自身が自分から見るようになりますし、その学校に合格することを目標として立てていくことにも繋がってきます。

 親自身が子どもの可能性を心から信じ、子どもに目標をノートに書かせて毎日朝晩に唱和してもらうようにもしてください。今回述べた内容をしっかり実践できれば間違いなく子どもは意欲を持って勉強に取り組むようになります。ぜひ実践してみてください。ではまた次回お会いしましょう!!

 

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 そして何といっても、現在の「親がいくら言ってもきちんと勉強しない」などという悩みを解決する内容を盛り込んでいます。それも心理的な面からのアプローチと学習面からのアプローチの両方の観点から述べている画期的なものになっています。

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