【目標達成・ビジネス編】
教育・心理カウンセラーで自己啓発作家の花賀作象です。前回は自分の現在の状態に危機感を抱いて早く行動する意識を持つにはどうしたらいいかについて述べていきました。
今回は目標達成・ビジネス編で「『これだけやっていればいい』思想から脱却しよう!」になります。人というのは誰でも楽をしたがるもので、やることはなるべく少なくしたいという思いは多少なりとも持っています。これは無駄なことを省いて効率的にするというのであれば絶大なる力を発揮することになります。しかし、他のやるべきことを放棄してそれだけやっているという状態ならそれは意味のないものになってしまいます。例を挙げるなら、顧客を集客をするためには広報活動・営業活動の中の複数の活動が必要になりますが、その中の1つである電話営業しかやらないような状態になっている場合です。これだと断られたり電話に出てくれないところが増加して行き詰まりの状態になるのは目に見えていますよね。ここからはどのようにすれば「これだけやっていればいい」という思想を持たないようになるかについて述べていきますよ!!
ルーティン業務に慣れきっている
どんな仕事でも1日のうちに何から始めて何で終わるかというのは決まっているかと思います。主な業務内容もそこで対応する顧客とか取引先とか業務の具体的な内容は変わっても、1日の主な流れはほとんど変わらないかと思います。するとどういうことが起こるかといいますと、それはマンネリ化です。その職場に入って最初の頃は意気込んでいろいろ業務に励んでいたものが、毎日同じような業務が繰り返えされることも影響してモチベーションがしだいに下がってくるのです。そうなると顧客のことよりも「早く休憩時間にならないかな」、「早く終業時間が来ないかな」、「早く休みにならないかな」、「早く給料日が来ないかな」など、自己中心的な考え方になっていきます。すると仕事に対してあまり意欲がなくなりますから、仕事も「これだけやっていればいい」という考え方になるのです。そうなると大変です。誰かから頼まれた仕事も嫌々することになるので、ミスや忘れることも多くなります。もしこれが顧客が相手ならクレームにも発展します。このようにして「これだけやっていればいい」という考え方が様々なところでトラブルを引き起こすことに繋がってくるのです。
何のため・誰のために仕事をしているのかを真剣に考える
「あなたは何のために仕事をしていますか?」と聞かれたら何と答えますか?大半の方は「自分や家族の生活を支えるため」と答えるかと思います。これは理由としては正当です。特に子どもがいる世帯では、子どもの教育や成長のためにかなりのお金がかかってきます。「家族の幸せのために働く」というのは非常に立派な考え方であり、これが生きがいになっている方も多いかと思います。
一方で「あなたは誰のために仕事をしていますか?」と聞かれたら何と答えますか?これは真っ二つに分かれるかと思います。1つは先ほどと同じ考え方で「自分や家族のため」で、もう1つは「顧客のため」になります。
今までの私のブログを読んできている方や経営者目線がしっかりとできている方は「顧客のため」と答えたかと思いますが、そうでなければ普通に「自分や家族のため」と答えたのではないかと思います。
仕事への「何のため」と「誰のため」は切り離す
ここで考えなければいけないのは、仕事に対して「何のため」と「誰のため」を完全に切り離す必要があるということです。仕事を何のためにするのかというのは、前述のように大半の方が「自分や家族の生活を支えるため」なのであり、これを目的にして仕事に励むのはむしろいいことになってきます。
しかし仕事を誰のためにするのかというのは、自分の給料はどこから出るのか考えなくてはなりません。ここであなたにお聞きしますが、毎月もらう自分の給料はどこから出ると考えていますか?これも真っ二つに分かれると思います。1つは結構多くの方が回答してくるもので「会社から出る」と答えます。もう1つはこれまで私のブログを読んできた方や経営者目線ができている方に多く回答するもので「顧客のため」と答えるのです。
この2つの差は非常に大きいです。「給料は会社から出る」と考えると、「給料は仕事をして得られる当然の対価」という考え方になります。その一方で「給料は顧客から出る」と考えると、「給料は顧客との信頼関係から得られる対価」という考え方になります。
この2つの考え方の差を決定的に大きくするものが「会社への不満」を抱えたときです。どんな人でも会社(職場)に対する不満は多少なりとも持っているかと思います。特に給料が自分が想定や希望している額に満たなかった場合、前者は会社への不満に目を向けますが、後者は顧客対応で自分の至らなかった点に目を向けるのです。こうしたことから自分自身の成長ということを考えたとき、どちらの方がいいかは一目瞭然ですよね。
ですからあなたは基本的に仕事は誰のためにするのかは「顧客のため」だと考えるようにし、仕事を何のためにするのかとは切り離して考えるようにしてください。
「これだけやっていればいい」思想はあらゆるものを脅かす
自分の給料が「顧客から出ている」と考え、仕事を「顧客のため」と捉えられるようになると、「これだけやっていればいい」思想は次第になくなっていきます。というのは、そういう考え方になることで常に顧客が喜ぶことを考えるようになるからです。ですから仕事に関してはこうなってくるとよい方向へ進んでいくことができます。
一方であなたのプライベートな面にも目を向けてみてください。家事、育児、SNS、自己研鑽などに目を向けてみて、「これだけやっていればいい」という考え方で済ませているものが結構多くないですか?
「これだけやっていればいい」思想からの脱却
これは前述で申し上げたようにルーティンで慣れきった状態になっていることの弊害です。仕事のときは「顧客のため」を考えるようにすればいいことを申しあげましたが、日常生活のようなプライベートの面でも家族など他の誰かのためを考えるようにすることで次第に改善されるようになります。
ただ、「これだけをやっていればいい」思想で物事を進めていると、どこかで「思うようにいかない」とか「最近行き詰まってきている」などの障害が出てきます。大事なのはこれを放置しないことです。確かにいっぺんにやるのは難しいですが、思うようにいかなかったり行き詰まってきているものはノートに書き出す癖をつけるとよいです。書き出すことによって、今までいろいろな思いが駆け巡ってゴチャゴチャしていた頭の中が整理されていきます。すると、何から手をつけたらいいのかも見えるようになり、そこから「こうすればいい」というアイデアが生まれることが多いのです。ですから日常生活において「これだけやっていればいい」思想から脱却するためにはこのようにやってみてください。(参考ブログ「◇112. 失敗をうまく取り扱おう!」)
以上になります。今回はルーティンで慣れきった状態になったときに陥ってしまう「これだけやっていればいい」思想からどのようにすれば脱却できるようになるかについて述べてきました。
仕事において「これだけやっていればいい」思想の根底にあるのは、「給料は会社から出ている」という考え方になります。これは「自分の給料が顧客から出ている」という考え方が欠落しているので、顧客のため云々よりも「仕事をきちんとやったかどうか」を重要視するようになります。極端な話をすれば顧客がどうであろうと「仕事をきちんとやったのだからその対価を出せ!」、「会社がそういう態度ならこれ以上の仕事はやらない」という考え方になります。これはまさに自己中心的な考え方であり、顧客のことは置き去りにされていることになります。
だから仕事を「顧客のため」と考えて、「顧客が喜ばせるためにもっとできることはないだろうか?」という考え方で仕事ができるようになると、顧客との信頼関係がどんどん厚いものになっていきます。すると「これだけやっていればいい」という考え方は自然に消えていきますよね。日常生活においても相手のことを常に考えるようにすれば「これだけやっていればいい」という考え方は次第に消えていきます。
今回述べた内容は、誰もがルーティンの中で生じてしまうものになります。ですから今回述べた内容をぜひ実践し、「これだけやっていればいい」思想から脱却して、顧客やあなたにかかわる人から厚い信頼を得ていってください。ではまた次回お会いしましょう!!