36. 自己暗示の威力を活用しよう!

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花賀 咲象

花賀 咲象

 学習塾指導歴は学生アルバイトの時も含めて通算31年で、授業もこなしながら、カウンセリング・コーチング業務も行っております。さらに最近では本を出版するための執筆活動も行っているところです。
 このブログは自己啓発本を読んだだけでは分からない経験的・実践的な内容を加味して書いています。ですからみなさんが今後経済的に豊かになりたいという人生の目標の達成に必ず貢献できる内容になっているという自負があります。ですからぜひこのブログを毎日読み、日々成長することに努め、自分の人生に生きがいを持てるようにしていきましょう!

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 教育・心理カウンセラーで自己啓発作家の花賀作象です。前回は誰かから自分がやっていることの間違いを指摘されたり注意されたりした場合に、素直に間違いを認めるようになるにはどうしたらいいのかについて述べていきました。

 今回は「自己暗示の威力を活用しよう!」になります。同内容のことは私のブログ「7. 自己イメージを変革しよう!」で触れていて、ここでは自分のネガティブなイメージから自分の理想の姿のイメージに転換することを述べています。今回は前のブログの内容とは少し視点を変えて、みなさんが普段陥りやすいことにも触れながらそれをどうやって克服するかについて述べていきますよ!

最大の批判者は自分自身

 「最近どうもうまくいかない」…そう感じることはありませんか?スランプは誰にでもあります。予定外のことが入ってきて頭を悩まされる時も出てきます。そんなとき、あなたはどのようなことを考えますか?「もうダメだ!」とか「うまくいく気がしない」など、否定的に考えたりしていませんか?

 このようにうまくいかないことが続くときは、誰でも心の中が不安定になりがちです。こんなとき、自分への最大の批判者は誰だと思いますか?あなたに注意ばかりする人ですか?それともあなたが嫌いな人ですか?それはどちらでもありません。あなた自身への最大の批判者は「自分自身」になります。

 辛いときに誰かから批判的な言葉をもらうと誰でも打ちのめされる気持ちになるかと思います。そのあとで、その批判的な言葉を頭の中で繰り返し再生しているのは誰だと思いますか?そうです。ほかならぬ自分自身なのです。批判的な言葉を言った人がそれをあなたの頭の中に働きかけてずっと言い続けているわけではないのです。要するに「自分で自分に追い打ちをかけている」状態にしてしまっているのです。そこからさらに「自分は何てダメな人間なんだ!」、「自分には才能がないのではないか?」という感じで、自分に否定的な自己暗示をかけてしまっているのです。

批判の裏側には肯定的意図がある

 ではここで、過去に自分が大失敗したときのことを思い出してみてください。自分の心の中でどんな声が聞こえましたか?悲しみに満ちていましたか?批判的でしたか?怒りに満ちていましたか?それとも諦めたような感じでしたか?

 大半の人は、自分の心の中でその声が聞こえるというだけでその声に耳を傾けてしまいます。ここで考えていただきたいのが、批判とは本来建設的なものでなくてはならないということです。

 確かに、批判には他人の人格を否定するものだったり、その人の名誉を棄損するものなど、建設的でないものも数多く存在しています。しかし批判的な声の裏側にはたいていその人が「もっと良くなってほしい」とか、その人に「もっといいものを作り上げてほしい」といった「肯定的意図」があるものです。

 たとえば、会社で上司が部下に「前に教えたのにできないんだ!やる気があるのか!」とか「前にも同じことを注意しただろ。いい加減にしたらどうだ!」などと怒鳴りつけるように言った場合、確かにこのような言い方をする上司には問題がありますが、その問題は今回は置いておくとして、その上司は部下を打ちのめすことを目的に言ったのではなくて、「部下にきちんとできるようになってほしい」という肯定的意図を持っているから言ったということを忘れてはいけません。

自分の心の中も子どもに教える感覚で

 ここで、小さな子どもが新しいことを学ぶときのことを考えていただきたいのですが、何も分からなくて躊躇している子どもに対し、「こんなことも分からないのか!」とか「何でこんなこともできないんだ!」と怒鳴りつける人はいないかと思います。もしそんなことをしようものなら、子どもはたちまちのうちに泣き出して自信をなくし、もう二度とそれをやろうとは思わなくなってしまうことが目に見えているからです。

 こういうときは、優しく励ますような口調で、どうやったらうまくいくかとか、どの点に注意したらいいかなどを教えますよね。これを自分の心の中で行う、すなわち励ましの言葉を自分自身にかけていくようにするのです。これこそがまさに自分にかけるべき「肯定的な自己暗示」になるのです。

肯定的な自己暗示をかけるためのエクササイズ

 それでは、今から自分が失敗した時にどのようにして自己暗示をかけていくかのエクササイズをやっていきますよ!!

①まず、大失敗または失敗をして自己嫌悪に陥ったときのことを考えてみましょう。そのとき、自分の心の中でどういうことを自分に言ったのかを思い出してください。

②次に、その批判的な言葉の裏側にはどういう肯定的意図があるかを考えてください。

③次に、もし子どもがそういう状況に陥っていたらどういう励ましの言葉をかけてあげるかを考えてください。

④さらにどうやったらうまくいくのか建設的な言葉も考えてみてください。

⑤場面を自分に戻し、先ほど考えた励ましの言葉と建設的な言葉を自分自身にかけてみてください。

 いかがでしたか?あなたのやる気はアップしてきたのではないでしょうか?自己暗示もこのように活用すれば、あなたのモチベーションは高められ、やる気に満ちた毎日を過ごすことができるようになります。今回のエクササイズは、何かで失敗したときにはぜひ活用してみてください。

 以上になります。今回は自己暗示の威力を活用することについて述べていきました。やはり誰でも失敗したときは多少なりとも沈んだ気持ちになります。ここで「自分を批判した人のことを許せない!」といった怒りの感情を持ってしまうと、その言葉がずっとあなたの頭の中で再生され続けます。すると、それに打ちのめされて自信を喪失し、意欲が著しく減退していきます。そのような状態に陥ってしまうとなかなか立ち直ることが困難になってきます。

 そこで、どんなに批判的な言葉の裏側にも「肯定的意図がある」ということを考えます。落ち込んでいる自分を客観視し、自分が幼い子どもだとしてどんな言葉で励ますのがいいかを考えます。すると、その言葉は建設的な言葉となっていくので、その言葉を自分に投げかけ、その言葉で自己暗示をかけていくのです。それにより、さっきまで落ち込んでいたのが嘘であるかのように元気になり、「よしやってやるぞ!」というやる気に満ち溢れるようになってくるのです。

 また、これは自分が何かで失敗して落ち込んだときも同様に前述のエクササイズで立ち直ることができます。すなわち、前述のエクササイズは自分が落ち込んだときに行うとすぐに回復できる「魔法のエクササイズ」ということもできるのです。

 今回述べた内容及びエクササイズはあなたが誰かから批判的な言葉を投げかけられたときに、いち早く回復して前進していくためには非常に大切なことになります。たったこれだけのことではありますが、これをやるだけであなたに見える世界はまるで見違えるように良くなっていきます。ですからあなたも誰かの批判的な言葉を受けて落ち込んだときは、ぜひこのエクササイズを実践してください。では、また次回お会いしましょう!!

花賀咲象

花賀咲象

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