【目標達成・ビジネス編】
教育・心理カウンセラーで自己啓発作家の花賀作象です。前回は職場で誰かが抜けや漏れを出したときにどうすればその原因に目を向けて当人をいい方向に向かわせられるかについて述べてきました。
今回は目標達成・ビジネス編で「器用貧乏から脱却しよう!」になります。器用貧乏とは、器用でいろいろなことができるが一時に徹していないので大成できないことを言いますよね。こういう器用貧乏の人は何でもこなせることを利用されて職場で便利屋になり下がっていることが多いです。しかし逆に言えば、いろいろ幅広くできるというのは強みにもなります。ただ、器用貧乏でいる限りは便利屋として職場でいいように利用されるだけで終わってしまいます。ここからはどうすれば器用貧乏から脱却して他の人よりも秀でた存在になれるかについて述べていきますよ!!
器用貧乏になる人の性格
器用貧乏になる人とはどういう性格の人でしょうか?一言で言えば「あらゆるものに対して貪欲な性格」になります。すなわちどんなことに対しても「できるようになりたい」と思っており、しかもそれは平均レベルよりもかなり高いレベルをめざしています。だからそうなるための努力は凄まじいものがあります。普通の人がする努力の2倍どころか3~5倍くらいの努力をします。その結果、本当に「何をやらせてもできる人」になってしまうのです。これはまさにオールラウンドプレーヤーですよね。
オールラウンドプレーヤーの落とし穴
自らの多大な努力によって、様々なことができるオールラウンドプレーヤーにいったんなってしまうと、新しくやることも少しの努力でできるようになってきます。実はここに器用貧乏となってしまう人の落とし穴があります。どんなことでも少しの努力でできるようになるために、そこから先は少しの努力しかしなくなるのです。だから突き抜けた能力がない状態に陥ってしまうのです。少しの努力しかしていないとどんなものでもほとんど伸びないかだんだん衰えていきます。しかし、そういう状態でも平均以上にできてしまうことから本人はこれに関してあまり危機感を持たないのです。これこそがまさに器用貧乏の状態なのです。
職場での扱われ方
器用貧乏になってしまっている人はどんなことでもすぐに会得してできるようになりますから職場で重宝がられます。しかし、その「何でもできる」ということが逆に災いしてあちこちから様々な仕事を頼まれるようになります。すなわち職場で周りの人に都合にいいように使われる便利屋になり下がってしまうのです。さらにその人の仕事ぶりは平均以上ではあるものの、特に突出しているわけでもないので、上司からの評価もそれほど高くないものになってしまいます。そのため、他の人よりもかなりの仕事をこなしている割に給料が大して上がらないという状況に陥ってしまうのです。そうなると、その人からは「何で誰よりも仕事を多くこなしているのにこんなに給料が少ないんだ!」という不満が出てくるようになります。あなた自身はこのような状態に陥っていませんか?
器用貧乏の強み
では、いったん器用貧乏に陥ってしまうと自分の収入は上がっていかないのでしょうか?答えは “No” です。逆にお聞きしますが、器用貧乏になっている人にも良いところがあります。それが何なのか分かりますか?それは「何でも平均以上にできること」です。これは間違いなくその人の強みになります。ただ前述したように、平均以上くらいのレベルでは大幅な収入アップを見込むことはできません。もし本気で大幅な収入アップを願うなら、何か1つ人よりも突き抜けた能力を身につける必要があります。普通の人が何か1つ突出した能力を身につけようと思ったら1からレベルアップする必要がありますが、器用貧乏になっている人はそもそもが平均以上のレベルなのでそこからのレベルアップで済むわけです。まさにこれが器用貧乏になっている人の強みなのです。
突き抜けた能力の養成
では、ここからは器用貧乏になっている人がどうすれば突き抜けた能力を養成できるかについて述べていきます。そのために自分が「どんな仕事をしたいのか?」「年収でいくら稼ぎたいのか?」を決める必要があります。ノートを1冊用意して、自分が本当にやってみたい仕事を書き出してみてください。複数にまたがっても構いません。そしていくら稼ぎたいのかもかいてみてください。これがあなたの目標となります。
それができたらその仕事をするためにどんな技能を身につける必要があるかを書き出してみてください。もしそれが分からなければ専門書を購入してそれを読んで必要が技能を把握してください。
そこまでできたら次はいよいよ目標と具体策を立てます。目標と具体策の立て方については、私のブログ「◇1. 今年の目標を立てよう!」で詳細に述べていますので、こちらを参考にして立ててみてください。
前述のところでどんな仕事をしたいのかを書き出しているかと思いますので、その中で必ずなるものを1つ決めてください。それも期限を設定していください。「〇年後(か月後)には○○の仕事をしている」という感じです。この期限を決めるというのがすごく大事で、これがなければその仕事ができるようになるための具体策をダラダラやってしまうか、やらないかのどちらかになります。ですから必ず期限設定をするようにしてください。
それができたら次は具体策です。具体策とはいわば「その仕事で必要な技能を身につけるための訓練」になります。その仕事をするための専門知識が必要なら「専門書を毎日読むこと」が具体策になりますし、プレゼンテーションができるようになることが必要なら「必要な資料を収集してパワーポイントを作成し練習する」ことが具体策になります。目標は立てただけでは当然ものになりませんから、具体策を立てた上で1日の中でこの具体策をする時間を取り、それを実行して初めて身についていくことになります。しかもそれは1日や2日ですぐ身につく代物ではありませんから、根気強く毎日具体策をしていく必要があります。こうしてこれを途中で諦めることなく続けていくことで、器用貧乏になっている人にも突出した能力(技能)が身についてきます。その瞬間からその人は器用貧乏ではなくなりますよ。
以上になります。今回はオールラウンドプレーヤーから器用貧乏となり、職場で便利屋扱いされるようになった人がどのようにすればそこから脱却して突出した存在になれるかについて述べてきました。
器用貧乏になってしまう人の最大の弱点は何でもできるがゆえに新しいことを会得するための努力を少ししかやらないことです。そのために「平均的な人よりはできるけどそこまでの実力ではない」と低く評価されてしまうのです。しかも周りからいろいろ仕事を依頼されて普通の人よりは業務量が多いにもかかわらず、収入は対して増えないのです。これでは不満ばかりがたまって仕事へのやりがいも次第になくなっていきます。
逆に器用貧乏になっている人の長所は「何でも平均以上のレベルでできること」です。そのためにその中から何か1つに絞ってそれを徹底的に磨いていくと、通常の人と比べて遥かに短期間で突出した技能が得られるのです。
ですから器用貧乏になっている人は自分が本当にやっていきたい仕事を1つに定め、それに集中して必要な技能の磨きをかけていくことが何よりも大切になります。これができる人は間違いなく一流になれますから、収入も大幅にアップさせることができるようになるのです。
今回述べた内容は器用貧乏から一流の人になるために本当に大切なことを述べています。ぜひ実践して器用貧乏を卒業し、ぜひあなたも一流の人に変貌してください。ではまた次回お会いしましょう!!