B2. 仕事を辞めるときの線引きをしておこう!

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花賀 咲象

花賀 咲象

 学習塾指導歴は学生アルバイトの時も含めて通算31年で、授業もこなしながら、カウンセリング・コーチング業務も行っております。さらに最近では本を出版するための執筆活動も行っているところです。
 このブログは自己啓発本を読んだだけでは分からない経験的・実践的な内容を加味して書いています。ですからみなさんが今後経済的に豊かになりたいという人生の目標の達成に必ず貢献できる内容になっているという自負があります。ですからぜひこのブログを毎日読み、日々成長することに努め、自分の人生に生きがいを持てるようにしていきましょう!

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【目標達成・ビジネス編】

 教育・心理カウンセラーで自己啓発作家の花賀作象です。前回は目標達成に向けて努力をしている最中に不安や恐怖心に襲われた場合、どのようにすれば自分の成功を心から信じて前向きに取り組めるようになるかについて述べてきました。

 今回は目標達成・ビジネス編で「仕事を辞めるときの線引きをしておこう!」になります。「今やっている仕事を辞めたい」と思ったときに感情的になって突発的にやめてしまうととんでもないことになるのは誰でもお分かりかと思います。かといってズルズル辞めないでいる状態が続くのも精神的に良くないですよね。そんなときに仕事を辞めるためにはどういう基準を設けておくのが良いかについて今から述べていきますよ!!

経営者が従業員の給与を軽視している

 経営者が設備投資とか経営の多角化ばかりを重視して従業員の給与を軽視している場合があります。私が知っている会社でその会社の社員の平均賃金は業界でほぼ最下位に位置しているにもかかわらず、経営者は「人件費が高い」とぼやいているところがありました。こういう会社はそもそもが人件費を軽視しているので、どんなに頑張っても給与のアップはほとんど見込めません。実際、有能な社員はどんどん辞めていっていますから、こういう会社はすぐにでも辞めて他の会社に転職するほうが賢明だと言えますね。

経営者がワンマン

 これはだいたい小さな会社になりますが、経営者がワンマンで、自分の方針が絶対だとしているところがあります。これは経営者が自分のやり方に自信を持っており、自分のやり方が絶対だと思っているので、従業員の意見は自分の考え方に沿ったものでない限り聞くことはありません。経営者の方針に逆らおうものなら給与が不当に下げられたり、昇進させないような不利な立場に置かれることがほとんどなので、こういう会社についてもすぐにやめて転職したほうがよいです。

リーダーにやる気がない

 有能な人材がどんどん辞めていくような会社は、やる気がなく給料さえもらえればいいという人物ばかりが残っていくので、消去法でそういう人たちがリーダーとなっていきます。そうなると段取りも悪く、いつも疲れていて抜けや漏れも日常茶飯事的に起こる状態になるので、クレームも多くなります。こんなところにいたところで自分に何のプラスにもなりませんから、今すぐにでも辞めたほうがよいと言えます。

パワハラ・セクハラが横行

 現在は多くの会社でコンプライアンス(法令遵守)の徹底がなされているので、昔と比べるとパワハラ・セクハラは減少傾向にはありますが、それでもまだまだ数多く存在しているというのが現状です。というのは、特にパワハラについてはそれを行っている本人がパワハラをしているという認識がなく、むしろその行為を従業員教育の一貫で行われた正当行為だと思っている人がほとんどだからです。そのためになかなかなくならないのです。こういったパワハラやセクハラが横行してその改善が全く見られないような会社はすぐにでも辞めるほうが賢明と言えますね。

辞めないほうがいい場合

 ここまでは辞めたほうがいい場合について述べてきましたが、逆に辞めないほうがいい場合もあります。その場合の2点を今から述べていきます。

①自分が頻繁に注意される場合

 上司とか周りのスタッフで自分に対して執拗なほどに注意してくる人物がいたとします。そのために毎日職場に行くのが苦痛で、この人物に会いたくないから会社を辞めたいと思ったとします。これはこのまま辞めてしまってもいいものなのでしょうか?

 答えは “No” です。人は誰でも何か悪い癖を持っているものです。それを自分の家だけでやる分には家族を除いて迷惑がかかることはありませんが、職場となれば別の話になります。顧客や他のスタッフに迷惑がかかることになるのです。特に顧客に迷惑が掛かったらクレームにまで発展するので大変です。それを防止するために厳しい口調でそれを直すように注意してくる人物というのは、どこの職場に行っても1人や2人はいます。ということは、もしここで厳しく注意してくる人物から逃れるために会社を辞めたとしたら、その悪い癖は直っていないままなので、別の職場に行ってもそれを厳しく注意されることになります。すなわち、自分の悪い癖を直さない限りはどこの職場に行ってもその状況が永遠に続くということです。ということは、たとえ厳しく注意されたとしてもそこで不貞腐れるのではなく、素直にそれを受け入れて自分の悪い癖を直すことが大事になりますね。

②自分が消極的である場合

 普段、なかなか積極的になれなくて上司や周りから言われたことだけをこなすような状態になっているとき、面倒なことを押し付けられたりするようなことも数多く出てきます。そんなときに「こんな面倒なことばかり押し付けられて耐えられない」「一生懸命仕事をしているのに評価(給料)が上がらないなんて不当だ!」なんてことを思って会社を辞めてしまうのは極めて危険です。これもそもそもは自分の行動が消極的であることが原因でそうなってしまっているので、たとえ辞めて別の職場に行っても同じような現象が起こるからです。仕事をする上で消極的であることは命取りです。誰も消極的な人間を評価しません。自分からどんどん動いて自分から積極的に仕事を取りに行く姿勢こそが大事なのです。そういう積極的な姿勢を持って行動していると、いい仕事も任せられるようになってきます。ですから本当に自分の収入を伸ばしたいと思うのであれば、消極的姿勢を取るのを一切やめて、自分からどんどん仕事を求めていく積極的姿勢に切り替えていくのがベストですね。

 以上になります。今回は仕事を辞めたいと思ったときに、どういう線引きをすればいいかについて述べていきました。仕事を辞めたいと思うときというのはだいたい感情的になっていることが多いですが、この感情に任せて辞めてしまうのは賢明とは言えません。前述したように経営者とか会社側に問題がある場合は辞めてしまうほうが賢明ですが、自分の悪い癖とか自分が消極的であるといった自分に原因がある場合においては、辞めても別の職場で同じ現象が起こるので辞めないほうが賢明と言えます。

 会社を辞めるか否かの線引きはまさに会社側にその要因があるのか自分自身にその要因があるのかで線引きを行うのが良いと言えます。会社を辞めようと思っている方は、それらの線引きをしっかりした上で判断していくのが最も良いことだと思われます。そのためにも感情的になるのではなく、冷静になって判断するようにしてください。ではまた次回お会いしましょう!!

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