C19. 子どもの目標は親ではなく子どもに立てさせよう!

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花賀 咲象

花賀 咲象

 学習塾指導歴は学生アルバイトの時も含めて通算31年で、授業もこなしながら、カウンセリング・コーチング業務も行っております。さらに最近では本を出版するための執筆活動も行っているところです。
 このブログは自己啓発本を読んだだけでは分からない経験的・実践的な内容を加味して書いています。ですからみなさんが今後経済的に豊かになりたいという人生の目標の達成に必ず貢献できる内容になっているという自負があります。ですからぜひこのブログを毎日読み、日々成長することに努め、自分の人生に生きがいを持てるようにしていきましょう!

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【子育て編】

 教育・心理カウンセラーで自己啓発作家の花賀作象です。前回【子育て編】第18回の内容は「算数が得意な子に育てよう!」で、算数が苦手な子はどのようにすれば算数を好きになり、自分から取り組めるようになっていくかについて述べていきました。

 今回は「子どもの目標は親ではなく子どもに立てさせよう!」になります。子どもの目標といえば、小学生なら「学校のテストで100点をとる!」とか「○○中学に合格する!」、中高生なら「定期テストで1教科平均80点以上をとる!」とか「○○高校(大学)に合格する!」等になるかと思います。

 目標を立てること自体はいいことなのですが、問題はこれを「誰が立てているのか?」になります。きちんと子どもが自分の意思で立てていますか?親の意思や意向で立てていませんか?

 ここからは親が子どもの目標を立てることの弊害と具体的にどのようにすれば子ども自身が目標を立てられるようになるかについて述べていきますよ!!

小学生は何も分かっていない?

 特に小学生の子どもを持つ親に「子どもは何も分かっていないから親のほうで目標を立ててあげないと目標が定まらない」と思っていらっしゃる方が非常に多いです。これは中学受験で目標とする中学校を決めるときにこうなってしまう傾向があります。

 公立小学校で受けるテストであればそんなに難しくないので、ちょっと頑張れば90点とか100点をとることは比較的容易です。ですから学校のテストであればまだ子ども自身が目標点数を決めやすいところがあります。

 ところが中学受験になるとそうはいきません。中学受験については子ども自身の知識がほとんどない場合が多いですから、親の意思や意向が強く反映されてくるのです。ということは、子どもの目標は大半は親が立てていることになるわけです。

 そうなると、その中学に合格実績のある学習塾に早くから通わせることになります。実際、「○○中学に合格するために頑張ろうね」と子どもを励ましながら子どもの送迎までする親も多いです。

 ここで考えなければならないのは、「こんな状態で子どもは本当にやる気になるのか?」ということです。

 確かに子どもに中学受験をさせる親は、目標中学校のことをかなり調べています。その中学校の学習環境や設備、教員の質、生徒がどんな研究発表をしているかまでを把握していたりするのです。

 それ故にそういう親からすると子どもは「何も分かっていない」と思えてしまうのです。確かに子どもにとっては今まで学校や家での勉強や遊びが中心だったので、中学受験の知識など入ってくるはずもありません。そこへ親が自分が得た情報をもとに子どもが通う中学校を決めてしまうと、そこに子どもの意思は全くありませんから親と子どもとの間に気持ちの乖離が起こり、子どもは「勉強をやらされている」としか思わなくなるのです。

親と子どもが情報を共有するようにする

 では、子どもが勉強をやらされている意識ではなく、自ら勉強していくようにしていくにはどのようにしたらよいでしょうか?それは親と子どもが志望する学校の情報を共有することです。これを申しあげると、「そんなこと言われなくても子どもにはきちんとその学校の情報を伝えています」という方がおられる方が思います。

 ただここで考えていただきたいのが、それによって「子どもが本当にその学校に行きたいと思っているのか?」ということです。もし本当にそうであれば「きちんと勉強をやりなさい」と言わなくても子どもから勉強するはずです。それができていないということであれば、「親の言いなりで嫌々させられている」としか思っていないということです。

 では、いったいどうやったら子どもがその学校に行きたいと思うようになってくれるのでしょうか?それは「親子で志望する学校のことを一緒に調べていく」ことです。親が調べた情報を子どもに一方的に与えるのではなく、志望する学校のホームページやパンフレットなどを親子で一緒に見るようにするのです。これがまさに親子での情報の共有になります。

 これをすることによって、子ども自身の目でその学校の情報を見ることになりますから、その良さを自分で実感できるようになります。さらにその学校のオープンスクールに行って実際の学校の様子を見ると効果が増します。

 このように学校の情報も親から子どもに一方的に与えるのではなく、親子で楽しく調べて見ていくということをやっていくと、子ども自身が「この学校へ行ってみたい」と思えるようになっていくのです。

子どもに目標を立ててもらう

 子ども自身がその中学校に行きたいと思えるようになったのであれば、目標も自分の意思で簡単に立てることができます。子どもに紙に目標を書いてもらって、それを壁に貼り付けるとよいです。それによりその目標を毎日見ることになり、子どもの意気込みも変わってきますよ!

 以上になります。今回は親が子どもの目標を立てることの弊害と具体的にどのようにすれば子ども自身が目標を立てられるようになるかについて述べていきました。

 「子どもは何も分かっていない」という認識で親の考えを一方的に子どもに押し付けても、子どもはやる気にはなってくれません。中学受験で志望する中学校に本当に行ってもらいたいと思うのなら、子どもと情報を共有し、子どもの意思で行きたいと思えるようにしていく必要があります。そのためにも親子で一緒にその学校のことを調べるなど、子ども自身がその学校に行ってみたいという気持ちになれるような配慮をしてあげてください。

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