【目標達成・ビジネス編】
教育・心理カウンセラーで自己啓発作家の花賀作象です。前回はルーティン業務がマンネリ化状態になっているのをどのようにすればきちんと自覚して誠実な顧客対応ができるかについて述べていきました。
今回は目標達成・ビジネス編で「相手が聞きやすい話し方をマスターしよう!」になります。ところであなたは普段自分の話し方がどのようになっていて、相手にどう伝わっているかをきちんと考えたことはありますか?これはなかなか考えないかと思います。ルーティン業務に慣れていると、まずは自分の業務に着手することから始め、それを終わらせることを第一に考えて行動するからです。そんな中であなたも話をした相手に「どうも話が伝わっていない気がする」と感じたことがあるのではないでしょうか?ここからは話が伝わらない原因はどこにあり、どのようにすれば相手にとって聞きやすい話し方ができるかについて述べていきますよ!!
発声トレーニングをする
私が学習塾で教壇に立って生徒の前で授業をし始めたころ、生徒から「分かりにくい」という声がよく挙がっていました。予習もきちんとやり、板書も整理されたものになっていたにもかかわらずです。その最大の理由は「声の出し方」にありました。活舌がさほど良くないのに加えて声が通っておらず、それに加えて早口だったのです。実際私の授業の様子をビデオに撮影してそれを見てみると、私の声は確かに聞き取りにくい声で、自分でも何を言っているのかよく分からないほどだったことに衝撃を受けました。「これではどんなにいい授業をしてもこの声ですべて台無しになってしまう」という危機感を感じた私は、その日から生徒に伝わる声が出せるような発声トレーニングを毎日するようになりました。そのトレーニングを重ねた結果、声は非常に通るものになって授業アンケートの生徒の評価は一気に上がり、ほぼ9割の支持率がとれるようになったのです。以下、私の経験からどのようなことをすれば活舌がよくなり、通る声にできるようになれるかを紹介したいと思います。
①母音を意識して話す
母音というのは「あいうえお」のことですが、「母音を意識して話す」というのは、「あいうえお」だけを意識するのではありません。「ん」以外のすべての言葉には「あいうえお」の母音が含まれますよね。たとえば「か」なら「かー」と伸ばすと「あ」の音になります。ということは「ん」以外の全ての言葉には母音が含まれますから、この母音を強く意識して話をするようにするのです。たとえば「おはようございます」なら「お・はぁ・よぉ・う・ごぉ・ざぁ・い・まぁ・すぅ」という感じです。これを毎日やっていると活舌は驚くほど改善されていきますよ。
②腹式呼吸でおなかから声を出す
声も喉からだけで出していると通る声にはなりません。通る声にしようと思うなら腹式呼吸をして、おなかから声を出すようにします。これを毎日することで声が非常に通るものになっていきます。
③大きめの声で話す
声が小さいと何を言っているのか分からなくなるので相手に話は伝わりません。先ほどおなかから声を出すことを申しあげましたが、これに加えて少し大きめの声を意識して話すようにします。すると、通る声に大きめの声が加わってより話が伝わりやすくなります。
④ゆっくり話す
早口は相手に話が伝わりません。早口の人は「ゆっくり話す」と書いた紙を自分の前に張り出すなどゆっくり話すことを常に意識して話すようにしていきましょう。
話すときに意識すべきこと
前述でどのように発声トレーニングをすればいいかについて述べましたが、これを毎日重ねていくことで活舌も良くなり、声もかなり通るようになってきます。ではここからはさらにどういう点を意識して話をすると相手に伝わりやすくなるかについて述べていきますよ。
①自信をもって話す
自信がないとそれをごまかそうという意識が働いて早口になりがちです。そうなると余計に何を言っているのか分からなくなるので、いかに自分に自信を持たせるかが大事になります。そのために分からないことがそのときに出てきたとしてもそれをごまかすのではなく、現段階では分からないことを堂々と自信を持って言うようにするとよいです。
②「え~」、「あの~」と言うのをやめる
誰かの説明を聞いていてその中に「え~」とか「あの~」という言葉が多いと、それだけでイライラしますよね。これは頭の中できちんと話す内容が整理されておらず、考えながら話しているのでこうなるのです。これは何かの説明をするときに何を話すかを事前に整理した上で「え~」、「あの~」を一切言わずに説明をする練習をすると、これがなくなって非常に聞き取りやすい説明をすることができるようになります。
③難解な言葉を使わない
自分が「才能のある人物だと思われたい」とか「自分は偉大な人物なんだ」という気持ちの強い人は、やたらと専門用語とか外国語など難解な言葉を使用して話す傾向があります。しかしこれでは聞き手を「何を言っているのか分からない」状態に陥らせます。難解な言葉を聞いて「この人は賢い人だ」と思う人はまずいません。そうではなく、分かりやすい言葉を選んで話すなど「相手の立場に立って話ができる人」のことを賢い人だと思うのです。ですから難解な言葉を好んで使う人はこれをやめ、誰もが理解できる言葉に置き換えて話すようにしていきましょう。
リハーサルを徹底して行う
前述の発声トレーニングと意識して話すべきことをもとにして、目の前に多くの人がいることを想定したリハーサルを行ってください。このリハーサルを徹底的に行えば、あなたの話は誰が聞いても間違いなく「聞き取りやすく分かりやすい話」へと変貌します。プレゼンテーションなどは自分で練習するだけでなく、他の人に見てもらってどう感じたか、どのようにすればもっと良くなるかのアドバイスをもらうと一層レベルアップができます。聞き手の立場に立った話をすることを強く意識して練習を重ねると、あなたの話し方は誰よりも聞き取りやすく分かりやすい超一流のレベルになることができますよ。
以上になります。今回は自分の話がどのようにすれば聞き取りやすい話になり、相手に伝わりやすくなるかについて述べていきました。
前述したように、声の出し方は非常に重要です。どんなに内容がいい話でも活舌が悪かったり通らない声になっているとそれだけで話が伝わらなくなってしまいます。ですからまずは前述の発声トレーニングを毎日繰り返し行い、自分の声を相手が聞き取りやすい声にしていくことが相手に話が伝わる第一歩となっていきます。
さらに自信を持って話をすることが大事です。人は自信がないとどうしても声が小さくなったり早口になる傾向が出てきます。これを聞いた人は「この人大丈夫?」とか「何を言っているのか分からない」などと思い、その後はまともに話を聞いてくれないようにもなります。こうならないためにも事前に下調べを徹底して何を聞かれても万全の状態にしておくべきです。たとえ分からないことが出てきたとしてもそれは現段階では分からないことを堂々と言えばいいのです。自信なさそうに小声でごちゃごちゃ言われても聞き手に不審に思われるだけなので、話すなら自信を持って話すことをしっかり心掛けてください。
そして「え~」、「あの~」という言葉を言うのをやめ、難解な言葉も一切使わないようにすれば、あなたの話はかなり聞きやすく分かりやすいものになります。
今回述べた内容はあなたの話し方が相手にとって聞き取りやすく分かりやすいものにするために非常に大事なことばかりになってきます。これらのトレーニングやリハーサルを徹底して行い、あなたの話を誰よりも聞き取りやすく分かりやすいレベルにしてください。ではまた次回お会いしましょう!!