C7. 指示ができる子に育てよう!

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花賀 咲象

花賀 咲象

 学習塾指導歴は学生アルバイトの時も含めて通算31年で、授業もこなしながら、カウンセリング・コーチング業務も行っております。さらに最近では本を出版するための執筆活動も行っているところです。
 このブログは自己啓発本を読んだだけでは分からない経験的・実践的な内容を加味して書いています。ですからみなさんが今後経済的に豊かになりたいという人生の目標の達成に必ず貢献できる内容になっているという自負があります。ですからぜひこのブログを毎日読み、日々成長することに努め、自分の人生に生きがいを持てるようにしていきましょう!

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【子育て編】

 教育・心理カウンセラーで自己啓発作家の花賀作象です。前回【子育て編】第6回の内容は「もてる子に育てよう!」で、子どもが異性からもてるようになって彼女や彼氏ができるようになるためにはどうすればいいかについて述べていきました。

 今回は「指示ができる子に育てよう!」です。最近では多くの学校が「リーダーとなる生徒の育成」を指導方針として掲げているところが多いですが、子どもにリーダーになりたいかどうかを聞くと大半が「なりたくない」と答えます。その理由として「自信がない」、「大変そう」、「自分にその資質がない」、「そういう役職につきたくない」と回答してくるのです。

 その一方で「人から指示されてから動くのと、自分から人に動くように指示するのとではどちらがいいか?」と聞くと、圧倒的に後者の「人に指示する」ほうがいいと回答するのです。人に指示できるようになるためにはリーダーになる必要がありますが、リーダーになりたくなのに人の指示するほうになりたいと思っているのです。これは明らかに矛盾していますよね。

 ここからはどうすればこの矛盾を解消し、本当に人に指示できる子を育てていけるかについて述べていきますよ!

人は誰でも楽をしたがる

 リーダーになりたくないのに人に指示する側になりたいというのはどういう心理なのでしょうか?これは明らかに「楽をしたい」という心理が働いています。子どもは親や先生から「勉強しなさい」、「宿題をしなさい」、「片付けなさい」、「掃除しなさい」など、ずっと指示されっぱなしです。このため、「いちいち指示されたくない」と普段思っているのです。だから本当に指示する側になりたいのではなく、指示されたくないから消去法で「指示する側になりたい」と言っているだけなのです。すなわちただ「楽をしたい」わけです。

 考えてみると職場でも同じような現象になっていますよね。上司からいちいち指示されるのが嫌にもかかわらず、何かのリーダーをやってくれないかと上司から頼まれると嫌々引き受ける人が圧倒的に多いのです。つまり指示されたくないにもかかわらずリーダーになりたくないのです。ここから考えて社会に出ても「楽をしたい」と思う人が圧倒的に多いことが分かりますよね。

本当はリーダーになりたいと思っている

 「リーダーになりたくない」と言っている子も実は心の片隅で「本当はリーダーになりたい」と思っています。

 ここでご自身に置き換えていただきたいのですが、あなたは現在どのような立場ですか?リーダーになっていますか?それともリーダーにはなっていませんか?リーダーになっていないのであれば、今のままの地位でいいと思っていますか?また既にリーダーの方はさらに上のリーダーになりたいと思っていますか?

 前述の質問で「今の地位のままでいい」と思っていらっしゃる方はほとんどいないかと思います。というのはそれだと収入が増えることがないからです。また、人に教えられる立場と人に教える立場ではどちらになりたいですか?これは圧倒的に後者だと思います。確かに会社に入りたての新入社員なら教えられる立場でも仕方がない面はあります。しかし、これがずっと続くと後から入ってくる人に追い抜かれていくわけで、後から入ってきた人に自分が教えらえているとその職場に居づらくなりますよね。やっぱり誰でも新しく入った人には教える立場として指導したいですよね。

 ここで考えていただきたいのが「人を指導する立場」というのはどういう立場かということです。これはまさに「リーダーの立場」ではないでしょうか?リーダーだからこそ人を育てる目的で人の指導ができるのではないでしょうか?ということは、前述の質問で現在リーダーではない方も本当はリーダーになりたいのではないでしょうか? 

 ということは子どもも同じです。いつまでも自分が教えられる立場とか指示される立場ではいたいとは思っていないのです。やっぱり自分が分かることは人に教えていきたい、すなわち「人の役に立ちたい」と思っているのです。この子どもの心の奥底になる気持ちを引き出してあげることが我々大人の役割なのです。

家庭内でリーダーになってもらう

 ここで家族内で子どもにリーダーという役割を与えてあげるのです。たとえば今度の日曜日にみんなでパーティーをして、そこで出てくる食べ物はすべて手作りのものにしようという計画を立てたとします。その計画推進のリーダーを子どもにさせるのです。どんな食べ物を作り、どんな飾りつけをして、誰が何をするかの役割分担も子どもにすべて任せます。すると子どもは自分が好きな食べ物を食べられる楽しみも出てきますから、ほとんどの場合は大喜びで取り組んでくれます。分からないことも当然出てきますが、そこは親から助言をしてあげるといいです。このようにして家族みんなで協力すると、そうした計画はほぼ成功しますから、子どももリーダーになって取り組むことの喜びを覚えるというわけです。これはかなりの効果がありますよ。

学校内でリーダーになってもらう

 前述のように子ども自身がリーダーになることの喜びを覚えるようになると、子どもの方から「今度学級委員に立候補してみようかな?」と言ってきたりもします。そうなったら親としても大変嬉しく思いますよね。「それはすごくいいね。学級みんなのために動き、みんなの代表としての役割を今から担っておくと、将来働くようになってから素晴らしいリーダーになれるよ!」などと言うとさらに良いです。家庭内でリーダーになる訓練をしておくと、このような感じで学校でも自らリーダーになるような行動に出るようになってきますよ。

親自らがリーダーに関する本を読む

 リーダーにも成功できるリーダーとそうでないリーダーがいるのはお分かりかと思います。成功できるリーダーについては、私のブログ「◇60. 成功できるリーダーになろう!」で詳細に述べていますので、ぜひこちらをご覧ください。親自身が子どもに成功できるリーダーになってもらいたいと思うのなら、親自身が「どういうリーダーが成功できるのか?」が分かっていないといけません。そのためにもリーダーに関する本を読むことが必要になってきます。特に実際に経営のリーダーとして成功した人が書いた本はかなり参考になります。ですから自分の子どもを成功できるリーダーに育て上げるためにも自ら率先してリーダーに関する本をぜひ読むようにしてください。

自分の子どもを「できる子」だと常に信じる

 前述しましたが、子どもは嫌と言うほど「~しなさい」という指示ばかり受けています。これは裏を返せば自分の子のことを「指示しないとできない」すなわち「できない子」だと見ているのです。すると子どものことを「できない子」として扱うので、発する言葉もそのような内容になり、子どもはいつまで経ってもできない子のままになってしまうのです。

 自分の子を「できる子」と考えるようになったらどうでしょうか?そうなると、今までできない点ばかり見ていたのが、逆にできる点を中心に見るようになってきます。できる点を見るようになると、「~の部分はよくできているね」とか「この部分ができるということは元々才能があったんだよ」という肯定的な発言が多くなってきます。そうなると子どもは当然嬉しくなりますから、今まで言われないと行動できなかったのが嘘のように自分から行動するようになってくるのです。自分の子を「できる子」だと心から信じるようになることは、子どもをここまで大きく変化させることが可能になります。ですから「今まで子どもに注意してもちっともよくならない」と悩んでいた方はぜひ子どものことを心から「できる子」だと信じて接するようにしてみてください。そうすることで「指示されないと動かない子」から「自分から指示できる子」になっていきますよ。

 以上になります。今回は自分の子が「指示ばかりされる子」から「指示ができる子」に育てるにはどうしたらいいかについて述べてきました。前述の通り「リーダーになりたくない」と言っている子も本当はリーダーになりたがっています。それは気持ちの奥底にあるので、それをいかにして引き出してあげるかが我々大人の腕の見せ所になります。そのために家庭内で子どもにリーダーの役割を与えて実際に動いてもらうことが最も効果的です。そして学校のリーダーになることも勧め、リーダーの経験を子どものうちからさせておくことは間違いなく社会に出てから役に立ちます。今回述べた内容は子どもが社会に出てから活躍し収入を大きく伸ばすのに役立つ内容となっていますからぜひ実践してみてください。ではまた次回お会いしましょう!!

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