◇187. 夢に向かって突き進もう!

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花賀 咲象

花賀 咲象

 学習塾指導歴は学生アルバイトの時も含めて通算31年で、授業もこなしながら、カウンセリング・コーチング業務も行っております。さらに最近では本を出版するための執筆活動も行っているところです。
 このブログは自己啓発本を読んだだけでは分からない経験的・実践的な内容を加味して書いています。ですからみなさんが今後経済的に豊かになりたいという人生の目標の達成に必ず貢献できる内容になっているという自負があります。ですからぜひこのブログを毎日読み、日々成長することに努め、自分の人生に生きがいを持てるようにしていきましょう!

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 教育・心理カウンセラーの花賀作象です。前回は目標達成のためになかなか続かない地道な作業をどのようにすれば嫌気が差すことなく普通にこなせるようになっていくかについて述べていきました。

 今回は「夢に向かって突き進もう!」になります。あなたは自分の夢をお持ちですか?私のブログをずっとご覧になられている方は自分の目標を立ててそれに向かって努力されている方が多いかと思います。もし現在目標をまだ立てていないという方も大丈夫です。今からでも十分間に合います。このブログを読んでいる時点で「自分の夢を叶えたい!」という希望を強くお持ちかと思いますので、そういう気持ちさえあれば大丈夫です。ここからはこれまでただ「~になれたらいいなあ」という願望に過ぎなかった夢を、どのようにすればその実現に向かって突き進んでいくことができるようになるかについて述べていきますよ!!

夢は叶えるもの

 あなたは夢を自分が持つことに関してどのようなことを思っていらっしゃいますか?これは多くの人が思っていることですが、夢をただの願望だと思っている方が多いです。すなわち「こうなったらいいのになあ」という願望は持っているのですが、それが本当に叶うとは思っていないのです。あなたはどうでしょうか?同じように考えているところはありませんか?

 江戸時代後期の長州藩にて教育者として名高い吉田松陰は「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」という名言を残しています。吉田松陰本人は幕府が行った不平等条約締結を批判したために残念ながら捕らえられて処刑されてしまいますが、この吉田松陰の教育を受けた松下村塾の門下生である高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山形有朋らは幕府軍を倒して明治維新を実現させているのです。

 ここから考えても夢を持つことは大きなことを成し遂げることに繋がっていることが分かりますよね。ですからあなたも夢はただの願望ではなく、「叶えるもの」という意識を持ち、大きな夢を持つようにしてください。

周りの声をどうしても気にしてしまう

 自分の夢を実現しようと考えたとき、どうしても気になるのが周りの声になりますよね。あなたが持つ夢が大きければ大きいほど、それに対してそれをバカにする人、「無理だからやめとけ」と諦めさせようとする人、「成功できるとは限らないんだからそんなことはやめてほしい」と反対する人が必ずと言っていいほど出てきます。これを気にするなと言われてもどうしても気にしてしまい、そのために自分の夢に向かって進むことを躊躇してしまいますよね。

 周りの声で最も強烈なのが自分の配偶者からの反対になります。特に女性は家族のために安定した収入というのを大変気にしますから、今ある収入が途絶えてしまうということに関してかなりの危機感を抱いてしまうのです。そこで成功できるかどうかも分からない夢を語られたところでそれを応援するなんてことは普通はできません。それを語ったところで「何バカなこと言っているの?それよりも今のところで出世して収入を上げていくことのほうが大事じゃないの?」と言われるのが落ちです。こう言われてそれを跳ね返すだけの強い意思が持てればいいのですが、ほとんどの場合はそれがなかなか持てません。

「なぜその夢を実現したいのか」を明確にする

 誰かに反対されて簡単に諦めてしまうときというのは、たいてい「なぜその夢を実現したいのか」という理由がぼやけています。単純に「今よりも収入が良くなるから」とか「前々から憧れていたから」とか「今の自分の社会的地位が上がるから」という感じのものしか持っておらず、「だったら今の職場内でそれを実現したらいいんじゃないの?」と言われると、それに反論できなくなるからです。

 「この夢を何としても実現したいんだ!」という感じで、それを実現する理由が明確で強いものであれば、今の職場よりも実際に夢を叶えたほうが実現できることを明確に説明できますよね。そしてその夢を実現したい理由が「多くの人の夢を実現する」とか「多くの人を救うことができる」といった、自分が実現させようとしていることが「多くの人が求めていること」に合致している必要があります。あなたが実現していこうとしている夢がここまで明確な目的を持っていたら、もう誰に何と言われようがそれを跳ねのけることができるようになります。

 ここで「どうしてその夢を実現したいと思うのか?」を真剣に考えてみてください。ノートを1冊用意して思いつくものをすべて書き出していってください。これを考える際に大事になってくるポイントは「自分がその夢を実現したいと思ったきっかけ」、「多くの人たちは何を求めているのか?」「あなたがやってみたいことを実行することでそれを受けた人たちにどういうメリットがあるのか?」になります。このポイントに沿ったものを書き出すようにしてみてください。

それを実現するための期限を設定する

 さあ、書き出すことができたでしょうか?これをきちんと書き出すことができたなら、その夢を実現したい理由が明確になったかと思います。次に大事になってくるのが期限設定です。「いつまでにそれを実現するのか?」を決めてしまいます。すると、「いつからそれを実現するための具体策を始めていくのか?」が必然的に決まります。そうなるとそれに必要な準備物を揃えていくような行動を起こすようになります。こうしてその夢の実現に向けたことが着々と進んでいくようになるのです。

「必ず実現してやる!」という強い思いを常に持つ

 こうしてその夢の実現に向けた行動が着々と進められるようになったならば、「必ず実現してやる!」という強い思いを常に持つことが大事です。こうした強い思いは少々の疲れとか、何か障害ができて立ち往生してしまうようなことがあってもへこたれなくなります。夢を実現することは本当に素晴らしいことです。あなたが何としても実現したいと思っている夢なのですから、それが必ず実現できると常に信じ、それに向かって突き進むようにしてください。

 以上になります。今回はただ「叶えばいいなあ」という願望に過ぎなかった夢を本当に実現するためにはどのようにしていけばいいかについて述べていきました。

 前述したように夢はただ「~になれたらいいのになあ」と思うだけの願望ではなく、本当に叶えるものです。大半の人は周りの声を気にしてその実現に向かう行動を躊躇してしまいますが、それはその夢自体が「ぼんやりしたものになっている」ことが原因であることがほとんどです。ここで「なぜその夢を実現したいのか?」の理由を明確にしていくことで誰に何と言われようともその夢の実現に向けた行動をとれるようになってきます。これに加えて「必ず実現してやる!」という強い思いを持つことによってそれはさらに強化され、その夢を実現するための行動がますます加速していくようになってくるのです。今回述べた内容はあなたの夢を本当に実現するためにはどうしても必要なことになってきます。ぜひ実践してあなたの夢は必ず叶うことを心から信じ、その夢の実現に向かって突き進んでいくようにしてください。ではまた次回お会いしましょう!!

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