◇171. 自分の可能性を信じよう!

4 min
花賀 咲象

花賀 咲象

 学習塾指導歴は学生アルバイトの時も含めて通算31年で、授業もこなしながら、カウンセリング・コーチング業務も行っております。さらに最近では本を出版するための執筆活動も行っているところです。
 このブログは自己啓発本を読んだだけでは分からない経験的・実践的な内容を加味して書いています。ですからみなさんが今後経済的に豊かになりたいという人生の目標の達成に必ず貢献できる内容になっているという自負があります。ですからぜひこのブログを毎日読み、日々成長することに努め、自分の人生に生きがいを持てるようにしていきましょう!

FOLLOW

 教育・心理カウンセラーの花賀作象です。前回は自分で人生の目標を立てた目標の具体策が思うように進まないときに、どのようにすればうまく自分で自分を追い込んで軌道に乗せられるかについて述べていきました。

 今回は「自分の可能性を信じよう!」になります。あなたは自分の可能性を信じていますか?ここで「はい」と自信を持って言えた方は自分に自信を持っていて、自分が立てた目標に向かって邁進できている方なのだと思います。ただ、大半の方は「いいえ」とまではいかなくても「信じてはいるんだけどどうかなあ?」と自分の可能性を少し疑問視しているのではないでしょうか?ここからはこれをどのようにすれば自分の可能性を心から信じられるようになり、それに向かって前向きに努力できるかについて述べていきますよ!!

自分の強みを知る

 あなたは「自分の強みは何ですか?」と聞かれたら即答できますか?これはなかなか即答できないかと思います。自己分析がしっかりできていて自分の長所・短所共に把握している方なら即答できますが、そうでない限りは厳しいものになってきますよね。また、昔得意だったものであっても今それをやっていなければ強みになり得ません。ということは「現在のあなたが他の人よりもできること」限定で考えなければならないということです。普段ルーティン業務をしていると、こういうことはまず考えることがないので、「いったい自分は何が強みなんだろう?」と頭を悩ませることになります。

 ここで問題ですが、ここから何をすればいいと思いますか?私のブログをずっと見ていただいている方はすぐに答えが出るかと思いますが、それは「紙に書き出す」ことです。ノートを1冊用意して、今からあなたの強みを書き出していきます。「これに関しては普通の人よりもよくできる」と思われるものをどんな些細なことでもいいので思いつくだけ書き出してみてください。

自分が本当になりたいものを特定する

 さあ、自分の強みを書き出すだけ書き出せましたか?では、次にその強みを生かすためにあなたが今後何になりたいのか、どういうことをやっていきたいのか、どのくらい稼ぎたいのかを明確にさせていきます。これもノートに書き出してみてください。もしまだよく分からないという方は稼ぎたい額とか、ぼんやりでも構いませんから「こんなことをやってみたい」ということを思いつくだけ書き出してみてください。

自分の強みがどう生かせられるかを書き出す

 どうですか?思いつくだけ書き出せましたか?では次に最初に書き出した自分の強みが自分がなりたいものにどう生かすことができるかを考え、それをノートに書き出していきます。たとえば自分の強みが「初めての人ともすぐに打ち解けることができる」だったとして、自分が将来なりたいものが「企業の内部改革を推進するコンサルタント」だったとすると、初めて訪問する会社の人たちともすぐに打ち解けて契約に結び付きやすくなりますよね。こんな感じで自分の強みが自分のなりたいものややっていきたいこととどう結びついていくのかを考えて書き出してみてください。

自分の強みと望んでいることを明確にすることが大事

 いかがですか?結び付けられましたか?ここまでやってみると、自分の可能性がだいぶ信じられるようになってきたのではないでしょうか?実はこれが大事なのです。自分の強みは何で自分が本当にやっていきたいこととどう結びついていくかが明確になってくると、これが実現できそうな気がしてきますよね。逆にここがぼんやりしていると、「本当にできるのかな?」とか「このまま進めて大丈夫なのかな?」という不安に陥ってしまうのです。そして自分の理想が明確になればなるほど、それは実現可能性が高まってきます。普段から考えていることは現実化していきます。ですから理想の自分を常に明確な画像で思い描き、それに向かって努力していくことは、あなたがそれを実現していく上で非常に大切なことになるということなのです。

人は誰でも無限の可能性がある

 さらに人というのは誰にでも「無限の可能性がある」ことを理解しなければなりません。それは年齢は全く関係ありません。誰であろうが何歳からでもチャレンジはできるのです。もしテニスをやりたいと思うのなら60歳を過ぎてからでもできるのです。60歳を超えてからテニスを始めてかなり上達している人は実際に存在しています。やってはいけないのが「自分は~だから無理だ」という感じで、自分が背負っている何らかのハンデを理由に自分で限界を作って無理だと決めつけることです。自分で限界を作った瞬間、そこから先へは進めなくなります。限界を作らない人はその限界を突破し、成功を収めることができるのです。ですから自分の「無限の可能性」を心から信じ、限界を取っ払ってチャレンジ精神を燃やすようにしてみてください。

自分を信じる

 自信という字は「自分を信じる」と書きますが、これが大事です。自信がある人というのは自分を信じています。できるかどうかなんて関係ありません。現時点でできていなかったとしてもできるようになると信じることが大切なのです。それが自信となっていくのです。「私はできる!」という言葉を繰り返し心の中で唱えて、自分ができることを心から信じるのです。それができれば、あなたは自分の可能性を心から信じられるようになります。それがさらに自信となり、どんなことでも前向きに取り組んでいけるようになっていくのです。

 以上になります。今回は自分の可能性を信じたいと思っていてもなかなかそこまで強く思うことができない人が多い中、どのようにすれば自分の可能性を心から信じて前向きに取り組めることができるようになれるかについて述べていきました。

 自分の可能性が信じられるようになるためにはまず自分の強みが何なのかを知る必要があります。これは紙に書き出すことによって明確になってきます。次に自分が本当は何になりたいのか、今後どのようなことをしていきたいのかを同じように紙に書いて明確にしていきます。それができたら自分の強みが自分のやりたいことにどう生かせられるかを考えて書き出していきます。ここまでができると自分の可能性というものがだいぶ信じられるようになってきます。あとは人は誰でも「無限の可能性がある」ことを理解し、「私はできる!」と最終的に自分を信じることができるようにするのです。ここまでできればあなたは自分の可能性を心から信じられるようになっているはずです。今回述べた内容は自分の可能性を心から信じ、自分が本当になりたいものを実現するためにも非常に大切なことになってきます。しっかり実践して自分の可能性を心から信じ、自分が本当に望む姿が実現できるようにしてください。ではまた次回お会いしましょう!!

関連記事