◇152. 目標は複数立てよう!

4 min
花賀 咲象

花賀 咲象

 学習塾指導歴は学生アルバイトの時も含めて通算31年で、授業もこなしながら、カウンセリング・コーチング業務も行っております。
 このブログは自己啓発本を読んだだけでは分からない経験的・実践的な内容を加味して書いています。ですからみなさんが今後経済的に豊かになりたいという人生の目標の達成に必ず貢献できる内容になっているという自負があります。ですからぜひこのブログを毎日読み、日々成長することに努め、自分の人生に生きがいを持てるようにしていきましょう!

FOLLOW

 教育・心理カウンセラーの花賀作象です。前回は心配事が数多くあったときにどのようにすればこれを一気に解決することができるかについて述べてきました。

 今回は「目標は複数持とう!」になります。ここでちょっとお聞きしますが、あなたは人生の目標をきちんと立てていますか?私のブログをずっと読まれている方はきちんと立てているかと思います。もし、私のブログを見るのが今回が初めてという方は、ぜひこのブログと共に「◇1. 今年の目標を立てよう!」も併せて読み、ぜひ人生の目標を立てるようにしてみてください。

 さて、人生の目標についてですが、目標を立てていたとしても1個だけという方が多いように思えます。ただ、日常生活を考えてみても仕事面とか経済面とか家庭面とか人間関係とか健康面など、いろいろな場面で「もっとこうなりたい」という願望が出てくるかと思います。だったら、それぞれの面で目標を立てていくと、それらの具体策を実行することでそれらが同時に満たされていくことになりますよね。

 今回はこうした日常生活でどういう項目でどのようにすればそれぞれについて目標を立てていくことができるかについて述べていきますよ!!

項目ごとに目標を決める

 このブログを読んでいる方で人生の目標を立てるのは、ほぼ経済面のためになるかと思います。「3年以内に年収を1千万円にする!」とか「1か月あたり100万円稼げるようになる!」という感じです。この経済面で成功するには仕事で何の仕事をしてそこまで稼ぐのかということも重要ですよね。そして経済面と仕事面で成功するには家族の支えも大事です。さらに成功するためにはあなた自身の人間関係も大事になりますし、そしてあなた自身の健康は他の何よりも大事になってきます。

 では、今から経済面、仕事面、家族面、人間関係、健康面の5つの項目を挙げますから、ノート(紙)を用意して、それぞれについてノートに書いてみてください。

【経済面】

①1年間にどのくらい稼ぐことを目標としますか?

②車を何台保有したいですか?

③月にどのくらい貯蓄や投資に回しますか?

【仕事面】

①どんな仕事で成功することを目標としますか?

②職務上どのような立場や地位になっていたいですか?

③仕事は1つだけですか?複数ですか?複数なら他にどんな仕事をしていますか?

【家庭面】

①月あたり家族のためにどのくらいお金を使うことを目標にしますか?

②月あたり家族サービスのためにどのくらいの時間をかけますか?

③子どもがいる場合、成績はどのくらいになってほしいですか?

【人間関係】

①職場の人との人間関係はどうなっていたいですか?

②家族や親戚、近所の人たちとの人間関係はどうなっていたいですか?

③友人との繋がりは現在どのようになっていますか?今後どのようにしていきたいですか?

【健康面】

①現在どんな健康状態ですか?今後どのようになりたいですか?

②現在の体重はどのくらいですか?今後どのくらいの体重になりたいですか?

③1日の運動はどのくらい行っていますか?今後どのくらいの運動を行いたいですか?

10個を目標として選び出す

 さあ、それぞれの項目について目標は立てられましたでしょうか?ただ、前述に上げたものをいっぺんに進めていくのはやっぱり難しいので、ここにあげた中から10個を目標として設定するとよいです。では、今からノートに書いた中から10個を選び出し、それを改めて目標として書いてみてください。

具体策を立てる

 さあ、10個の目標が立てられましたでしょうか?それができましたら次は具体策です。それぞれ立てた目標について、それを実現するために具体的に何をするのかを1~3個の間で書いてみてください。これはあなたの日常生活を考え、何時何分から何時何分までという具合に時間まで決めておくほうがよいです。そのほうがその具体策をする確実性が増すからです。具体策をただ書いているだけだと、毎日のルーティン生活の影響で「具体策をやるのをすっかり忘れていた」ということにもなりかねません。同じ立てるなら、確実に実行できるように1日のうちで時間指定をして具体策を立ててみるようにしてください。

期限を決める

 この期限を決めるというのは目標達成する上でも極めて大事なことになります。というのは「いつまでにそれを成し遂げるか?」という期限の意識をしっかり持っていると、そこまでに何とか達成しようと自分からどんどん動くからです。逆に期限がないとダラダラと具体策を進めることになり、いつまで経ってもそれが実現しない可能性が大きくなります。ですから目標を立てたからには「いつまでにそれを成し遂げるのか?」の期限をそれぞれの目標についてきちんと決めるようにしてください。

必ず成し遂げるという強い気持ちを常に持つ

 目標というのは「必ず成し遂げるもの」もしくは「必ず成し遂げるための最大限の努力をすること」になります。こういう点でただの願望とは違います。願望はただ、「~だったらいいのになあ」と思うだけです。思うのは自由ですから、そこから行動しようがしまいが何の関係もありません。ただ、願望は基本的にただ思うだけなので、大半が行動を伴いません。だから実現しないのです。目標というのは願望を実現させることを前提に立てますから、必ず具体策が伴うのです。特に具体策は今までやってこなかったことをやるので、特に初めのことはやるのがしんどいです。ただ、ここでしんどいからといってやめてしまう人とそれを続けられる人というのは大きな差を生み出します。この具体策を継続できるかどうかのカギを握っているのは、あなたがどれだけ目標達成のための強い気持ちを持っているかどうかになります。これがあるとかなり強いです。たとえば「家族を幸せにするために何としても経済的に成功したい!」とか「もっとかっこいい(美しい)体形になって自信を持って出歩けるようになりたい!」という感じです。こうした必ず成し遂げたいと思う自分の強い気持ちを持つことで具体策は継続され、それによって目標達成する可能性が格段に上がっていくのです。ですから、やるからにはそれを必ず成し遂げるという強い気持ちを持って臨むようにしてください。

 以上になります。今回は日常生活を送っていると、さまざまな面でこうなりたいという願望が出てきますが、これをどのようにすれば目標に変えて複数の目標を立てられるかについて述べていきました。

 どんな人でも目標を立てるべき項目というのはだいたい経済面、仕事面、家庭面、人間関係、健康面の5つの項目になってきます。ですからそれぞれどうなりたいかの目標を立て、その具体策を立てることが大事になってきます。ただあまり多すぎると、1日の限られた時間の中で具体策を実行するのが厳しくなってくることから、目標は10個に絞って立てるのがベストになります。10個の目標を立てたらそれぞれの具体策を立て、それを毎日もしくは何日かおきに実行していきます。具体策は必ず1日のうちで何時何分から何時何分までやるのか時間をきちんと決めて確実に実行していくことが大事になります。さらに大事なのが期限設定です。「いつまでにそれを実現するのか?」をきちんと決めておくことがより目標達成できる可能性を上げていくことにも繋がります。そして目標達成のための具体策を継続させるためにも「必ず目標を達成するんだ!」という強い気持ちを持って臨むことが重要です。そうやって進めていくことができれば、掲げた10個の目標すべて達成ということも夢ではなくなります。それを実現するためにも今回述べた内容をしっかり実践して具体策に励むようにしてください。ではまた次回お会いしましょう!!

関連記事