◇136. スマホを上手に活用しよう!

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花賀 咲象

花賀 咲象

 学習塾指導歴31年で、授業もこなしながら、カウンセリング・コーチング業務も行っております。
 このブログは自己啓発本を読んだだけでは分からない経験的・実践的な内容を加味して書いています。ですからみなさんが今後経済的に豊かになりたいという人生の目標の達成に必ず貢献できる内容になっているという自負があります。ですからぜひこのブログを毎日読み、日々成長することに努め、自分の人生に生きがいを持てるようにしていきましょう!

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 教育・心理カウンセラーの花賀作象です。前回はマンネリ化したルーティンをどのようにすれば工夫を凝らされた進化できるルーティンに変えられるかについて述べていきました。

 今回は「スマホを上手に活用しよう!」になります。今やスマホは生活に必要不可欠なものになっていますよね。しかし、気がついたらずっとスマホばかり見ている状態になっていませんか?スマホ依存症とまではいかなくてもそれに近い状態になっている人は非常に多いのではないかと思います。スマホ依存症のレベルにまでなるまで長時間スマホを見続けるのは非常にまずいことですが、このスマホも使い方次第では、仕事もしっかりできて、SNSの「いいね」やリプ等にも対応できて、買い物でアプリのクーポンを使ってお得に買い物するなど、上手に活用することができますよね。ただ、このブログを見ている方はだいたいXなどのSNSでスマホを利用している人がほとんどだと思うので、これを前提にして話を進めたいと思います。では、ここからはどのようにスマホを扱っていけば、スマホ依存症のレベルに陥ることなく、SNS等などで上手にスマホを活用できるかについて述べていきますよ!!

スマホを見る時間を決める

 よくあるのが「スマホを見ていて気がついたら2~3時間経っていた」という感じで、スマホを見る時間を決めていないばかりに休みの日とか仕事が終わった後がこのような状態になっているところはありませんか?これは非常に危険な状態です。というのは、このときに長時間スマホを見ていたことに危機感を感じる人がほとんどいないからです。「まあ仕方がないか」で済ませているのが普通ではないかと思います。

 ここで考えていただきたいのが、成功している人や仕事ができる人でこういうスマホの見方をしている人がいるかということです。そうなんです。いないのです。成功している人や仕事のできる人はこういうスマホの見方は「時間の浪費」としか考えません。3時間もスマホを見ている時間に充てるくらいなら3時間のうち2時間を読書の時間に充てて毎日読み進めていくほうが、圧倒的に専門的な知識を身につけることができると考えるのです。

 ですから30分とか1時間とかきちんと時間を決めて「それ以上はやらない」ことを徹底するのです。まずは「スマホを見る時間を決める」ことから意識するようにしてください。

スマホを見る時間帯を決める

 XなどのSNSをやっていたらどうしても自分がしたリプの相手の反応を見たりとか、自分へのリプへの返答をするなど、本日のSNSの状態がどうなっているかが気になるかと思います。まさか仕事中にそれをするわけにもいかないでしょうから、狙うとしたら休憩時間になりますよね。ところで、あなたは仕事の休憩時間は何時何分から何時何分までとるかきちんと決めていますか?職場単位で12時から13時まで昼食休憩という具合に決まっているかもしれませんが、私がお聞きしているのはそういう休憩時間ではなく、それ以外の個人でとる休憩のことです。「それは仕事で一段落ついたら5~10分で随時取っている感じなので、特に決まっていません」と言う方も多いかと思います。ここでさらに質問をしますが、業務開始前にきちんとその日の業務の計画を「何時何分から何時何分までは~をする」という具合に時間をきちんと区切って立てていますか?恐らくほとんどの方は立てていないかと思います。というのは、ルーティンでだいたい時間帯ごとでやる内容は決まっていますからそういう計画を立てなくてもやっていけるからです。

 私の他のブログでも再三申し上げていますが、こうしたルーティンだけに頼る業務をしているとマンネリ化しますので、あなたの技能は向上していきません。15分刻みで計画を立て、SNSをする時間帯も15分の単位で何時何分から何時何分までするかを決めておくとよいのです。すると、SNSもダラダラとやるのではなく、本当に必要なリプの返答などに集中して行うことができます。こうすると、SNSの方も短時間でやるべきことがきちんとできますし、本業の仕事にしっかり集中することができるようになるのです。

出勤前のSNSはパソコンを利用する

 最近は朝活で出勤前にSNSを利用されている方も多いですが、これは非常にいいことだと思います。ただ、これも必要以上に時間をかけていませんか?前述しましたが、2~3時間もかけているようだとそれは時間の浪費になります。SNSにそのくらいの長時間をかけてやっている人に共通しているのは、それをスマホでやっていることです。スマホはパソコンのキーボードと比べても文字を打つスピードが遥かに遅いです。またパソコンの方が画面が大きいですから、ポスト内容やリプの内容を一気に読み進めることができます。実は私の最初はXのリプや「いいね」をするのにスマホだけでやっていましたが、とにかく時間がかかり過ぎていたのでいつもそれで悩んでいました。ところがこれをパソコンに変えて行うようになってからスピードが格段に上がりました。だからそれほど時間をかけなくてもリプに返答したりすることができています。ですから、スマホだけで異常なほど時間をかけてSNSをやっている人は、今日からパソコンを使ってSNSをすることをお勧めいたします。これだけで本当に時間短縮され、目標達成のための具体策も十分に進めていけるだけの時間を確保できるようになりますよ。

全てのリプに返答(リプ返)する必要はない

 自分がその日にしたポスト内容に対してリプ(リプライ)していただける方は本当にありがたいと思いますよね。ただ、ありがたくないリプをする人もいます。それは、ポスト内容に全く触れていないリプと、ポスト内容に触れていても最後の方の文字をなぞるだけで「はい」の一言の返答で終わってしまうようなリプがこれに当たります。ポスト内容に触れていないリプは2種類あって、1つは「おはようございます。本日もよろしくお願いします」という感じで、どんなポスト内容でも毎回このコピペで通用するリプです。もう1つは自分の宣伝をしたりフォローをお願いするリプです。この2つのリプに共通していることは「相手のポスト内容に興味を持っていない」ことです。ポスト内容に触れていないということは、間違いなくポスト内容を読んでいません。こういうコピペリプや自分の宣伝やフォローのお願いだけを平気でする人は、これをすることで相手がどれだけ不快な気持ちになるかを全く考えません。ただ自分がリプを多くすることで「リプをたくさんする人」という評価をされたい思っているだけです。要は自分のことしか考えていないのです。こういうコピペリプに丁寧に返答されている方を意外に多く見かけますが、はっきり申し上げて時間の無駄です。こんな人に返答したところで何にも得るものはありませんから、返答はしないでそのまま放置で構わないかと思います。

 厄介なのは、ポスト内容の一部分に触れはするものの「はい」の一言で済んでしまうようなリプです。たとえばどのようなものかと言いますと、ポスト内容の最後が「~するのは大事です」と締めくくっていたら「~するのは大事ですよね」と一言だけのリプをしてくるような感じです。要はポスト内容の最終行しか見ていないにもかかわらず、いかにも「自分はポスト内容にきちんと触れていますよ」とアピールするリプのことを言います。これは一応内容に触れているので、最初の方は丁寧に対応したりしますが、これが毎日のように続くとだんだん鬱陶しくなってきます。こういうときは無視して構いません。実際は最後の方しか読んでいないのに、最後の行だけなぞって「はい」の一言で済むようなリプを平気でしてくる人なのです。こういう人は「自分はいろいろな人に内容に触れたリプをしているからすごいんだぞ」という自己満足を得ることだけを目的としています。「こんなリプを立て続けにしたら相手はどんな気持ちになるだろう?」などということは考えるはずもなく、むしろこういうリプをすることがいいことだとすら思っています。するとこういう人をまともに相手をすると、その人のこの誤解を助長することになります。そのためにもこれを徹底無視することで「そういうことをしてはいけませんよ」と分からせてあげることも思いやりになってきますね。

 以上になります。今回は今や生活必需品となっているスマホに気がついたら何時間も見ているという状態からどのようにスマホを扱っていけばSNS等で上手にスマホを活用できるかについて述べてきました。まずスマホを見る時間を決め、スマホを何時何分から何時何分まで見るか15分単位で決めてしまうようにすると、それだけでSNSのリプなど本当にすべきことだけに絞って短時間で済ませるようになってきます。出勤前のSNSの「いいね」やリプやリプ返をするのは、スマホではなくパソコンを活用することによってスピードが格段に上がり、その時間が短縮されてきます。出勤前の時間をすべてSNSで費やしてしまうのはあまりにももったいないので、こういう時短を図ることによって読書などの自分の自己啓発の時間に充てていくことは極めて大事なことになってきます。また前述したようなリプ返する必要のないリプも存在しますから、これらをスルーすることで時短化がされます。今回述べた内容をしっかり実践して、スマホを見る時間は必要最小限にして、スマホ自体は最大限に活用してください。ではまた次回お会いしましょう!!

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