教育・心理カウンセラーの花賀作象です。前回は普段のルーティン業務の中にいるとなかなか出世のチャンスに恵まれなかったりするものですが、この状態からどのようにすれば自分を上昇気流に乗せて出世をしたり大幅に収入を増やしていくことに繋げられるかについて述べていきました。
今回は「ひらめきを養おう!」になります。ひらめきというのは、「何かいいアイデアはないか?」と考えれば考えるほどなかなか思い浮かばないですよね。ただ、あなたの周りに面白いようにいいひらめきをする人はいませんか?そういう人と自分とはいったい何が違うのかということを考えたことはありますか?そうなんです。よくひらめく人というのは、普段の考え方とか行動が他の人と違っているのです。特に自分で目標を立ててその具体策を実行するときにこのひらめきが出てくると、あなたもどんどんやる気になって目標達成に向かっていけますよね。ここからはどのようにすれば自分がそういうひらめきを養うことができるのかについて述べていきますよ!!
目次
専門書で徹底的に勉強する
まずは材料集めです。自分がめざす分野においてそこでひらめきを得ようと思うなら、当然のことながらその分野のことが分かっていないといけません。専門書を購入し、まずはその専門書を徹底的に読み込むことから始めます。普段忙しくてなかなか読書の時間がとれないという人は非常に多いですが、1日15分くらいなら取れるはずです。あなたが本気でその分野で大きな収入を得たいと思うのなら、まずは専門書を毎日徹底的に読み込んでその内容が分かっている状態にしてください。
専門書以外の知識も得る
アイデアやひらめきというのは、だいたい何かと何かの組み合わせで出てきます。ですから専門書の内容だけだとひらめきはなかなか出てきません。専門書に関連する本も読んだり、ネット等で情報収集するなどして、専門書以外の知識を収集することにも努めることは大事になります。
リラックスした状態を作る
ひらめきはリラックスした状態のときに起こります。何かに追われていたり、緊張していたり、喜怒哀楽のうちの怒哀の感情が自分にあるときにひらめきが起こることはありません。ちなみに私の場合は、仕事や作業が一段落してホッと一息ついたときによくひらめきます。またリラックスした状態で仕事をしていると、仕事中にふとアイデアがひらめくこともあります。何はともあれ、ひらめきというのはリラックスした状態のときに起こるのは間違いありませんから、そういうリラックスする時間を作ることは大切です。そのためにも仕事の休憩時間も本当にリラックスする状態にしなければなりません。よく見られるのは、「仕事がしんどい」と言って、休憩時間中も嫌な気分が続いて全然リラックスしていない状態になっていることです。こんな状態ではとてもひらめきは起こりえません。ですからいかに自分の休憩時間を「リラックスした状態」に持っていけるかがカギとなってきます。
今の仕事を好きになる
「そんなこと言われても本当に仕事でしんどい思いをしているから休憩時間がそうなるのであって、それをリラックスした状態にするなんて絶対に無理」と反論する方もおられるかと思います。だったらなぜ仕事を「しんどい」と思うのでしょうか?寝不足など自分自身の生活習慣に問題があるならそれを直すだけで解決しますが、仕事そのものに嫌気がさしている場合はずっとその「しんどい状態が続く」ことになりますよね。すると毎日が苦痛で、毎週の休みが恋しくなるわけです。そんなことの繰り返しでは週初めが本当に地獄になりますよね。これをどうやったらそうならないか今まで考えたことはありますか?もっとも簡単な方法は「今の仕事を好きになること」です。これは私のブログ「◇101. 仕事そのものを好きになろう!」でも述べているのでぜひ読んでいただきたいのですが、どんな仕事でもやる価値というものが存在しています。今の仕事を好きになるためには「嫌だなあ」とか「やりたくないなあ」というマイナス感情で仕事をするのではなく、「これを丁寧に仕上げると顧客の○○さんが喜んでくれるぞ!」とか「〇月〇日までに仕上げてほしいと言われていたけど、これを早めたらびっくりして大喜びしてくれるぞ!」という感じで顧客が喜ぶ姿を思い浮かべて仕事をするのです。すると今やっている仕事が楽しくなってきます。そういう状態で仕事ができれば、休憩時間も非常にリラックスした状態することができますよね。ですから仕事をする時はいつも顧客の喜ぶ姿を思い浮かべるようにし、今の仕事をぜひ好きになってください。
自分の考えに固執しない
前述しましたが、ひらめきというのは何かと何かの組み合わせで起こることがほとんどです。ということは、自分の知識や自分が集めた情報だけでなく、他人の意見や他人から得た情報、そして他人が作ったものからそれがひらめくこともあります。ということは「自分の考えが正しい」とか「自分の考え方が絶対だ!」などと自分の考えに固執している人は、ひらめきが自分の世界だけに限定されてくるのです。将来的に自分がひらめいたものや自分のアイデアで作り出したものを商品として売っていきたいと考えるなら、他人が何を欲しているのかが分かっていないといけません。そうなるとあなたに他人の考えを柔軟に受け入れる姿勢を持っていないと当然それは他人から受け入れられなくなりますから、あなたが自分でいいと思ったものを作っても売れないことになります。逆に他人の意見や他人の要望を取り入れることによって得たひらめきやアイデアは、爆発的に売れる可能性を秘めています。ですからあなたは自分の考えに固執するのではなく、他人の意見や要望をむしろ積極的に取り入れるようにしていくことによって、いいひらめきやアイデアを生み出すことにも繋がっていくのです。
すぐメモを取る習慣をつける
ひらめきというのは一瞬です。あなたも経験があるかと思いますが、思い浮かぶときは一瞬でパッと思い浮かびますよね。しかし、それを後でやろうとか後でメモしようなどと考えていたらすぐに忘れてしまいます。それもそのはずです。誰でもだいたい普段同じことをずっと考え続けることはないので、時間がちょっとでも経てば別のことを考えていますよね。そうなると「あれ、さっき何を考えていたっけ?」と数分前に考えていたことすら忘れることもザラです。だからその場ですぐメモを取ることがすごく重要になるのです。その場でメモを取る習慣があれば、そのひらめきが保存されているので、必ずそれが生きてきます。そうなると、それがあなたにとって金の卵となる可能性もあるのです。ですから「その場でメモを取る習慣」はかならずつけるようにしてください。
以上になります。今回は普段仕事をしているとやっぱり疲れることが多いことからなかなかひらめきまで得ることがない中で、どのようにすればひらめきを養っていけるかについて述べていきました。
自分が立てた目標達成のためにいいひらめきを得ようと思うのであれば、まずはその分野の専門知識を充実させる必要があるので、専門書を徹底的に読み込んで自分がその専門家になるくらいの知識をつけていきます。また専門書以外の本を読んだり、ネットなどの情報も積極的に入手して専門知識に関連する知識も吸収していきます。そしてひらめきを得るために必須なのは「リラックスした時間」を作ることです。こうした時間ができるようになるためには今やっている仕事そのものを好きになっていくようにすると、その休憩時間も非常にリラックスした状態で取ることができるようになります。そして他人の意見や要望も積極的に取り入れることを心掛け、常にメモを取る習慣を身につけるようにすれば、あなたはいつでもひらめきを得られる状態になっていくというわけです。このように今回述べた内容を実践することであなたはひらめきを得やすい状態になっていきますから、ぜひ取り組んでみてください。ではまた次回お会いしましょう!!